日本で見るインドネシアのイカットは飾られていたり、クロスにしていたり、とてもすました様子。インドネシアで見るイカットは「生きている」そんな感じがします。イカットを着て町を歩く人々、古ぼけて色褪せて穴だらけのイカット…。
インドネシア(特にヌサ・トゥンガラ地方)でイカットを見たときは、とても感動してしまいました。「あのイカットがあんなところに干してあるよ〜〜〜!」「わあ、あそこにもここにもイカットを着てる人がいるよ〜〜〜!」イカットのある生活、何気に存在しているイカット。そして、それがとても馴染んでいる、生き生きとしている、普通すぎる…。当たり前の事なのだけれど、本当のイカットの姿を見た気がしました。
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akar kayu
イカットの赤い染料用の木の根っこ。
干しているところ。 |
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